「まいにち」の中に
「まんいち」を。

地震、津波、洪水、土砂災害、火山の噴火など、日本は世界的に見ても有数の災害大国です。この「災害大国」日本にあって、新しいサインのあり方を検討するとき、最も大切なのは「平時(いつもの暮らし)」の中にいかにして「有事(火災・災害・救急を含んだ緊急事態発生時)」を含めるかということです。 リスク管理とは、非常時が発生する前に、非常時のことを考えておくこと。そのために私たちは「まいにち」の中に「まんいち」をというコンセプトを打ち立て、平時・有事の情報伝達のあり方を研究開発しています。 一般社団法人 日本防サイン協会は、非常口マークをデザインした元多摩美術大学教授の太田幸夫や、JAGDA(公益財団法人 日本グラフィックデザイナー協会)、ADC(東京アートディレクターズクラブ)のさまざまなサイン・情報伝達に係る有識団体や企業と協力して、災害から人々の命を守るサイン及び情報提供のシステムを開発し、日本の防災力の向上に寄与していきます。

防サイン+体育施設協会

一般社団法人「日本ボーサイン協会」は、現在、公益財団法人「日本体育施設協会」の「安全安心健康部会」の特別会員となり、日本の体育施設における安全・安心・健康に資するサイン計画及び情報伝達のあり方を研究開発しています。


AED設置場所への誘導

現在、AED(自動体外式除細動器)は普及が進み、全国に40万台ほど設置されています。しかし、AEDの設置場所が分からずに、すぐに取りに行けないということが大きな課題となっていました。また、AEDがあっても使い方が分からない、恐くて使えないという声も少なくありません。
そこで私たちは、サイン計画によるAEDへの誘導案内を提案しています。体育施設内の随所に誘導サインを設置して、AEDの設置場所まで人を案内します。また、最新のデジタルサイネージとスマートフォンを活用し、救急(119番)と連携した新しいAEDへの誘導も、公益財団法人「東京防災救急協会」と共に研究開発しています。


熱中症注意報・警報の伝達システムの開発

近年の異常気象により、熱中症で倒れる人が増えています。特にスポーツ施設ではそのリスクがさらに高まります。私たちは公益財団法人体育施設協会「安全安心健康部会」の一員として、スポーツ飲料メーカーや測定器メーカーなど、会員企業や団体と相互に連携を図りながら、熱中症の指標をデジタルサイネージやスマートフォン上に掲出し、注意や警告を促す仕組みを研究開発しています。

防サイン+デジタルサイネージ

公共施設や街中にデジタルサイネージが普及する中、私たちは従来の「ピクトグラム」だけではなく、画面上で動く「アクトグラム©」を開発し、災害発生時に必要な情報を発信するシステムを開発しています。

災害発生時に適切な行動を喚起する「アクトグラム©」。

「アクトグラム©」は、一般社団法人「日本ボーサイン協会」が独自に開発したデジタル時代の新しいサインです。従来のピクトグラムによるサインは静的なもので、非常口や避難所などの場所の表示、禁煙や駐車禁止などの禁止事項を周知する役目を果たすものでした。それに対して「アクトグラム ©」はピクトグラムサイン自身が動くことにより、災害発生時に、その場で取るべき適切な行動を人々に喚起する働きが加わる新しいサインシステムです。私たちは地震発生時からの時間を4つの段階に分け、デジタルサイネージの画面上に、それぞれの段階にふさわしい「アクトグラム©」と必要な情報を表示することを提案しています。公益財団法人「東京防災救急協会」、「緊急地震速報利用者協議会」、一般社団法人「日本生活安全基盤機構」等と協力して研究開発を進めています。

防サイン+避難誘導

私たち一般社団法人 日本ボーサイン協会は、NPO法人 サインセンターと協力して、災害発生時に人々を安全な場所へ誘導する「避難誘導トータルサインシステム」の開発と普及に尽力しています。この避難誘導サイントータルシステムは、非常口マークをデザインした元多摩美術大学教授の太田幸夫注)1により開発されたもの。屋内や地下施設から「非常口への誘導」、さらに非常口から「避難所への誘導」を行います。

特に津波の到達が予想されている沿岸地域では、高台や津波避難ビルへの誘導が重要です。ハザードマップに安全な場所を記すだけでなく、街中に安全な場所への誘導サインを掲示することが急務の課題と考えます。

注)1太田幸夫
1939年生、グラフィックデザイナー。元多摩美術大学造形表現学部デザイン学科教授。
日本サイン学会理事・前会長、NPO法人サインセンター理事長。

一般社団法人 日本ボーサイン協会


所在地:東京都港区南青山3-8-2サンブリッジ青山 THE HUB南青山3F
理事長:小山英夫

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03-6869-8172